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自転車とバッグ
今回は、自転車通勤を始める方におすすめしたいグッズのうち、バッグについて考察してみたいと思います。


私の場合、通勤時に リュック と キャリーバッグ を使っています。リュックの方は自転車以外の通勤の時にも使っているもので、特に自転車用のバッグというわけではありません。
バッグのあちこちのポケットに入っている小物を移し変えたりするのが面倒だからです。

キャリーバッグとは、ここではリアキャリアに搭載する形のバッグのことを言っています。
リュックに荷物を全部入れてしてしまうとけっこう重くなりますので、自転車のときには一部をキャリーバッグに移して、体への負担を減らすようにしています。

リュックの場合、特に夏場の背中汗の処理が大きな課題となりますが、管理人イチ押しの解決法についてご紹介したいと思います。

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バッグあれこれ

リュック

別名バックパック。リュックについてはピンからキリまで、いろんな種類のものがありますね。容量とかポケットの数とか、防水性とか。ご自分に合ったものをチョイスされればよいと思います。

私は10年以上前に購入したLL beanのバックを使っています。ショルダーベルトをつけてたすきがけもできるし、背負いベルトをセットすればリュックとして背負うことも可能です。 手さげも機能も含めて、いわゆる3-wayバッグというものです。

自転車以外の通勤でも同じものを使っていて、日常使いのバッグです。

どのタイプのリュックにしろ、背中に背負うという態様である限り、自転車通勤において共通する大きな問題があります。 冒頭にも書きましたが、それは・・・

背中の汗と蒸れ!! 特に夏!

これが実に不快ですよね。不快なだけではなく、中身まで蒸れてしまいます。パソコンが塩をふいてしまったらシャレになりません。

それを防ごうと、逆に通気性のない素材でできたリュックだったりすると、背中の蒸れ蒸れ度が増し、人間の方の不快感がもっときつい状況になります。

これを解消するものとしてぜひおすすめしたいのは
通気性を確保するアドオングッズ 「汗とおる君」 です。
汗とおる君(左は装着例)


リュックと背中の間に1~2cm程度の隙間ができますので、背中が蒸れることはほとんど無くなります。

自転車だけでなく、山登りなどでも人気のある商品です(というか元々そちらがメイン)。

購入以来、春から秋にかけて手放せないものになりました。
本当におすすめします。


世の中にはこれと同様な機能があらかじめリュック本体に設けられた製品もあります。こうしたものはさすがに一体物だけにスッキリしたシルエットになってると思います。

ただ・・私の場合は日常使いのリュックを自転車通勤でも使うというスタンスなので、自由に着脱できるこの製品「汗とおる君」を愛用しています。それにこちらの方が安あがりですし。

■ 汗とおる君の装着について

汗とおる君の場合はリュックの背負いベルトの上部と下部にドローコードで装着します。ただ、ここでドローコードのヒモから留め具を外してしまうとまた留め具を付け直ししないといけないのでとても面倒。

私の場合、3-wayバッグなので、背負いベルトがワンタッチで着脱できることを利用します。
あらかじめ、
  • ドローコードのヒモをコブ結びする
  • ⇒ 留め具が外れないようになる
  • ⇒ ヒモが輪っか状になる

このようにしておいて、装着するたびに
  • 輪っかの中に背負いベルトを通す
  • 留め具で輪っかを締める

としています。

でも、背負いベルトが着脱できない場合はこの手は使えません。

その場合は、下の写真のようにホックが簡単に外せるので、ドローコードの代わりにマジックテープを使ってみるとか工夫してみてはいかがでしょう。

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リュック以外のバックについても見てみましょう。

メッセンジャーバッグ

人間が運ぶ形のバッグとしてはリュック以外にメッセンジャーバッグがあります。後ろからさっと前に回して中身を取り出す便利さはリュックにはないものです。
自転車便がテーマの映画「メッセンジャー」でかっこよく使われていたのが印象的でした。

メッセンジャーバッグもいいなと思いつつ、今のところは以下のような理由から使っていません。

理由その1

荷物が結構重くなることもあり、そうするとたすきがけの宿命で、片方の肩に負担がかかってしまうこと。

理由その2

先ほどの蒸れ防止のアドオングッズの存在です。メッセンジャーバッグにしっくりくるような汗とおる君相当品が見あたりませんでした。

理由その3

同じバッグを自転車以外でも通常使いしたいということです。会社はもとより、客先まで持っていくこともあったりするので、スーツ姿で使えるような、少しはフォーマル感もほしいなと。

上記のような点が問題にならない場合であれば、メッセンジャーバッグもよい選択肢だと思います。さっと前に回して中身を取り出すのが容易で機能的ですし、なによりカッコよい!ですね。

三点固定用のベルトがついているものですと、走行中でも前にずれてくることが防止できますので、長距離でお使いの方にはおすすめです。

リアキャリア+キャリーバッグ

荷物が多くて大変なら、重いものは自転車に持ってもらいましょう。自転車の操作性に影響が出てしまうデメリットはありますが、なんといっても体がラクになります。

ただ、自転車が走行するとどうしても振動が発生してしまいますので、パソコンなど振動がヤバそうな精密機器は入れないようにしています。

私が使用しているキャリーバッグは、シートポストに固定するタイプのリヤキャリアの上部に装着できるものです。 

フレームに固定するリアキャリアをつければ、サイドバッグ(パニアバッグ)も使えますね。けっこう大容量のものがあります。私の場合、それほど大容量が必要ではないし、フレーム固定のキャリアはロード系クロスバイクにはソグワナイと思って選択肢から外しました。。。

カゴ

いわゆるママチャリとかだったら前かごという強力な武器があります。

通勤や通学をターゲットにしたクロスバイクなどでも、素敵なデザインで前かごを装着したものもあります。そんなのもいいなと思います。

ただこれも「振動」は避けられないでしょうから、パソコンなどは避けた方が無難でしょう。

それと、くれぐれもひったくりにはご注意ください!前カゴのバッグはよく狙われますからね。

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荷物をどうふりわけるか

私の場合は主にリュックとキャリーバッグを同時に使っていて、会社に持っていく荷物をだいたい次のような感じ振り分けてます。

リュックへ
  • 振動に弱いもの
  • 入れっぱなしのもの

  • ☞ パソコン等の精密機器、普段使いの小物類など。


    キャリーバッグへ
  • 重いもの
  • 振動があまり問題にならないもの
  • 自転車通勤の時だけ必要なもの

  • ☞ ポーチ、書物、お弁当、着替え、タオル、ゴーグル、走行時の防寒具(冬季)など。


    まとめ

    荷物はできるだけ自転車に持ってもらい、できれば背中には何も荷物がないことが望ましいのですが、PCなど振動に対して弱いものがある場合は背負うタイプのバックも不可欠となります。

    しかし、背負うバッグには夏場の背中の汗と蒸れという大問題があります。これに対しては背中とバッグの間に通気性を確保してくれる「汗とおる君」が一発解消してくれます!!

    私にとってこれがない夏場の自転車通勤はあり得ません。


    自転車通勤だから、と専用のバッグを使う必要も無いと思っています。普段使いのバッグが使えればそれで良いのだし、それでは具合の悪いところはいろいろ試してみて、あなたもご自分の状況にあったバッグをじっくり選ばれると良いのではないでしょうか。



    今回は以上です。
    最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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