家族でのお出かけや運動会などのイベントでビデオ担当のお父さん。いつもいかにも素人っぽい仕上がりになってしまうなあと悩んでいませんか?

1ステップ上の動画を撮ってみたいと思ったら、今回ご紹介するコツを意識してみてください。

一発取りでもプロっぽい仕上がりになりますよ!(たぶん・・・)

camera_carrot
そんなに難しいテクニックは必要じゃありません。今まで無意識に撮っていたものを、ちょっと意識をするように変えてみるだけです。

簡単なことばかりなので、そのうち慣れて意識するのも忘れてしまうことと思います。

それではさっそく見ていきましょう!


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動画撮影の3つのポイントとは

動画を上手に撮影するための基本的なポイントは、たった3つ。

  1. カットを短くする(長くても10秒以下)
  2. 画面を動かさない
  3. 予めカットをイメージしてから撮り始める

それぞれ詳しく見ていきましょう

1.カットを短くする(長くても10秒以下)

photographer 何が映っているのかはっきりよくわからないようなカットがだらだら続くと、撮った自分ならまだしも、他人だと眠くなってしまいます。

もちろん、ピアノの発表会などのように、カメラを固定して意図的にずっと長回しする必要がある場合もあります。

しかし、素人は無意識に長いカットを撮り気味という特徴があります。

普通のカットならば 5秒 程度、長くても 10秒 以下にしてみましょう。

同じような画面でずっと長い時間撮るより、短いカットを積み重ねた方が、「ストーリー的な展開」を感じることができます。

そんなに難しいことじゃありません。ちょっと意識して、こまめにカットをいれるようにするクセをつけるだけです。

このポイントだけでも、動画のクオリティがグンとアップしますよ~

2.画面を動かさない

これまた初心者がよくやりがちなのですが、やたらカメラをパン(左右に動かすこと)したり、ズームイン・ズームアウトを繰り返していませんか? 私も身に覚えがあります・・・

これがヒドイのになると、後で動画を見たとき、気持ちが悪くなってしまい、いわゆる軽い「映像酔い」の状態になっちゃうんですね。さらに手振れも加わったりするともう最悪。

映像酔い

映画やビデオ、テレビゲームなど激しい動きを伴う映像を視聴した際に生じる、車酔いに似た症状。頭痛やめまい、吐き気などの症状が一般的。映像酔いのうち、特に3D映画の視聴で生じるものは「3D酔い」とも呼ばれる。詳しいメカニズムは不明とされてきたが、その仕組みの一端が京都大学とキヤノンなどの研究グループによって2015年に明らかにされた。

出典 朝日新聞出版 『知恵蔵mini』


できるだけ、一つのカットの中ではパン(カメラを左右に動かすこと)やズームを操作しないようにしましょう。


意識としては、カメラを被写体にロックオンするのではなくて、構図にロックオンするという感覚ですかね。

動画撮影は固定ショット(FIXショットとも言います)が基本です。実際、映画やテレビ等の映像作品ではFIXショットが全体の6割を超えると言われています。


ひょっとしたら、動画を撮っているのに固定するってなんか逆効果のような印象を持たれるかもしれません。

でも、常に被写体を追って中心にキープするような撮り方ですと、被写体の動き(移動)が感じられません。

固定した構図の中でこそ、被写体の動きが表現できるという意識をもつことです。

flight

そうはいっても、「対象がフレームから消えてしまうと心許ない。どうしてもついついカメラで追ってしまう」という気持ちもわかります。

でも、フレームから消えてしまっても大丈夫です。フレームアウトといって、その方が被写体の動きがより強調できたりします。

長回しが前提となっていると、どうしても被写体をフレーム内にとめおかなきゃ、となってしまいますが、細かくカットをつなぐのが前提なら、すぐ次のカットで真ん中にもってこれますし。

被写体が中心から外れても、さらにいえばフレームから外れてもじっと我慢でカメラを動かさないように意識してみましょう。


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そして、文字通りカメラを動かさないこと。つまり、できるだけ手振れがないようにします

最近のカメラやビデオですと手振れ防止機能が予めついているものが多いですが、それでも限度がありますからね。

できれば三脚を使うのがおすすめです。旅先ではより手軽な「ミニ三脚」や「シューティンググリップ」という製品も便利です。

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ただし、三脚は足を開くと結構場所をとって邪魔になる場合もありますから、他人の迷惑にならないようにしましょう。混雑するような場所では使用が禁止されている所もありますのでご注意ください。

3.予めカットをイメージしてから撮り始める

要するに何も考えないまま撮り始めないようにしましょう、ということです。

予期できない決定的瞬間を撮るならまだしも、普通の動画撮影なら、何かしら余裕はあるものです。

しかし、余裕はあるものの、実際はあまりよく考えないで撮り始めてしまうことが多いのではないでしょうか。

ここで少し、次のことを意識することで動画の仕上がりは全然違ってきます。

  • 大きなカットの流れをイメージする
  • 小さなカットの流れをイメージする


詳しく説明しますね。

大きなカットの流れをイメージする

大きなカットの流れというのは、カット割り、あるいは撮影プラン と言ってもいいでしょう。

ざっくりとでよいので、イベント全体での大きな流れ・ストーリーを予め考えておきましょうということです。

後ほど、運動会の場合のカット割りの例を挙げます。ぜひご参考になさってみてください。

小さなカットの流れをイメージする

短いカットをパッパッと切り替えて積み重ねていきます。次のカットの 構図 をどうするかを考える ことで、映像がどんどん展開していくような変化を付けることができます。

例えば、

  • 寄りのアップか引きの全景か、
  • 人物か風景か、
  • アングルを変えてみる、
  • 光の当て方を変えてみる、


など。次々と構図の組み合わせを考えながら撮っていきます。

似たようなカットの構図ばかりで撮影するのではなく、次々と構図を変化させていけば、各カットではFIXでも流れとして動きを表現できます。

なかなかプロっぽい仕上がりになりますよ^^

動画を見ている人を想像し、飽きさせないように考えるのがコツです。

このカットの流れの中には、先ほどのコツに反する「長廻し」や「積極的なパンやズーム」のカットを意図的に含めるのもアリです。

このような味付けも上手に使っていければ表現力がさらにアップしますよ~。


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実践!ホームビデオ撮影プラン

先ほど申しましたように、何を撮るにしても、何も考えずに漫然と撮影するよりも、あらかじめプランを考えておく方が間違いなく良いものに仕上がります。

ストーリー的なものの考え方としては、やはり基本は 5W1H です。

5W1H


何を、誰が、どこで、いつ、どのように、なぜ。

もちろん、必ずしもこれら全ての要素を入れなくてもかまいませんが、これらの要素がわかるカットを動画の中にさしはさむことで、物語的に分りやすい動画になると思います。

次から、実際のホームビデオの題材として運動会の撮影プランを考えてみました。あなたのプランの参考にしていただければと思います。

運動会の撮影プランの例

ざっくりとしたものですが、次のような流れはいかがでしょう。

  1. 前日の夜、お子さんに明日の意気込みをインタビュー。
  2. 当日の朝、カレンダーに丸印のカット。お母さんがお弁当を作っているシーン。
  3. 運動会開始前のグランドの全景や万国旗や入退場門などのアップのカット。
  4. 開会式の式次第は数秒のカットいくつかで十分
  5. お子さんが出場する種目を撮影(事前に時間等を確認の事)。
  6. お弁当の時間。
  7. 最後のリレーでの大盛り上がり。
  8. 得点表の大写し。
  9. 終了後のグランドの全景などでおしまい。


競技中はお子さんのアップなども難しいですから、前日やお昼休みにインタビューをするといいと思います。

朝、愛情たっぷりのお弁当を作るシーンも残しておきましょう。きっとお子さんが大きくなって見たとき感動する1コマになりますよ。

お弁当の準備
最後のシーンは、運動会が終わった後にも子供たちにインタビューをするとか、あるいは疲れ果てて寝ちゃってるとこなんてのも良いですね。



そうそう、ファインダー越しに我が子を見つけられなくて慌てるってこともあり得ます。

似たような背格好でおなじ体操服を着た子供たちだらけですもんね。あとで再生してみたら別の子ばっかり撮っててお子さんが全く写っていなかったなんて笑えない話も。

特に初めての運動会でカメラマンデビューの方はご注意を。意外にあるあるなんですよ。これが。

不安な場合は、目印作戦 はいかがでしょう。例えば、ちょっと目立つ色の靴下をはかせるとか、手首などにテーピングするとか。

もちろん学校のドレスコードの範囲内で…

おわりに

まとめます。

動画を上手に撮影するコツは
  • カットを短くする(長くても10秒以下)
  • 画面を動かさない
  • 予めカットをイメージしてから撮り始める


私が小さいころはまだビデオなんてなかったですから、自分の小さいころの動画を見ることはできません。そして若いころの両親もね。正直、見れたらなあと思います。

今はどこのご家庭でもホームビデオ(スマホも多いですかね)を撮られますね。その点、今の子供たちがうらやましいです。



お子さんはあっという間に成長してしまいます。我々もあっという間に老けます。小さいころの子供たち、若いころの自分たちは後からでは二度と撮ることができません。

いい思い出や生き生きとした笑顔をたくさん残したいですね。
できれば飽きの来ない、ちょっとイケてる動画で^^


今回は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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