パソコンの処分って、やり方がよくわからなかったりして、古いのを何台もため込んでいませんか?
私もふる~いIBMのAptiva(OSはWarp)を筆頭に、デスクトップ3台、ノートPC3台をため込んでました。
先日、重~い腰を上げまして、こうした不要なパソコンを PCデポ に持ち込むことで、簡単に処分することができました!!
まずは特に場所ふさぎだったデスクトップ2台を処分したのですが、かかった費用は1台あたりマイナス100円。つまり、なんと200円もゲットしちゃいました!
「無料」でもありがたいのに、有料で引き取ってもらえるなんて。なまらありがたい。
残りのパソコンもそのうちに処分してもらうつもりなので、備忘録を兼ねて、方法や注意事項などをシェアしたいと思います~
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PCデポでのパソコン処分は簡単!
PCデポとは、関東圏を中心に全国展開している、パソコンをメインに扱う家電量販店です。全国の店舗数は2021年10月9日現在、135店。
私の場合は、近所のケーズデンキの店舗内にある、PCデポのサービスコーナーに不要になったパソコンを自分で持ち込んで、処分をお願いしました。
残念ながら、郵送での受付や出張引き取り等は対応していないそうです。
なので、あくまでも、PCデポがお近くにあって、クルマ等の運搬手段が有る、という条件が揃わないとちょっと難しいサービスではありますが、もしこの条件を満たす環境であれば、大変おすすめのパソコン処分方法だと思います。
PCデポでのPC引き取り手順
PCデポでのパソコン引き取りは、だいたい以下のような手順で行われます。あ、自分でハードディスクのデータ消去を行う場合は、事前に処理しておいてくださいね。
- パソコン本体と付属品をPCデポに持ち込む
- 買取の申込書に必要事項を記載して提出する
- 運転免許証等の顔写真付き本人確認書類を提示する
- 査定してもらう
- データ消去を依頼する場合は費用を支払う
- 買取り代金を頂く
私の場合、パソコン2台の引き取りで、査定の時間も含めて10分もかからなかったです。
処分対象は?
処分してもらえるのは、- パソコン本体
- モニタ一体型のパソコン
- ノートパソコン
です。
古くても、壊れていても大丈夫。また、他店で購入したものでも引き取ってもらえます。
もちろん、マニュアルやCD、電源ケーブルなどの付属品が無くても問題ありません。
マウス、キーボード
付属品として一緒に引き取ってもらえます。モニター
基本的に対象外です。買い替えの場合は下取りしてくれる可能性もありますので、相談してみましょう。今回、私はパソコン以外にもCRTディスプレイも1台引き取ってもらったんですが、これはPCデポではなく、ケーズデンキに依頼しました。
私が持ち込んだPCデポはケーズデンキ内にあったので、パソコンを引き取ってもらった後、そのままケーズデンキのサービスカウンターへ持っていきました。
ただし、こちらは有料です。ケーズデンキの場合、ディスプレイ1台あたりの処分費用は2,000円(税別)でした。
プリンターやスキャナー
これも量販店で引き取ってくれる可能性があります。ダメな場合は、自治体の不燃物または粗大ごみとして捨てられると思います。念のため自治体のホームページなどで確認してみましょう。
その他の注意事項
- ハードディスクのデータは大丈夫ですか?
- 一人1日あたりパソコン2台まで
- 本人確認の書類提示が必要
「ハードディスクのデータは大丈夫ですか?」
店頭では、最初にこのように聞かれます。これから捨てようしてるのにデータが大丈夫か、とはいったい??・・・と思われるかもしれませんが、これは、次の二つの意味があります。
- 必要なデータのバックアップはとりましたか?
- ハードディスク内のデータの消去、あるいはハードディスクの物理的破壊はしましたか?(データ漏洩の防止)
バックアップは単にコピーでも良いので割と簡単ですが、データの消去もしくは物理的破壊はけっこう厄介です。
データが流出しても全然気にならないのなら、そのまま引き取ってもらうことも可能ですが、普通は不安だと思うので、お店に依頼するか、自分で処分することになると思います。
データ消去をPCデポで依頼する場合は、6,000円(PC買い替えの場合は5,000円。いずれも税別)の費用が掛かります。結構な金額ですね。
私はあらかじめ、パソコンを分解の上、ハードディスクを物理的に破壊しておきました。
また元に戻せばパソコンごと一緒に引き取ってもらえますし、そのまま、自治体の不燃物ゴミとして廃棄することもできます(資源のリサイクルという面ではあまりおすすめできませんが)。
それから、SDカードなどの外部メディアは外しておきましょう。
一人1日あたりパソコン2台まで
店員さんによると、あくまでも個人使用のパソコンが対象であって、業者みたいな人が一度に大量に持ち込んだりするのを防ぐため、一人1日当たり2台まで、という制限があるのだそうです。
2台を超えるパソコンを処分したい場合は、複数人で来店するか、面倒ですが日をまたいで持ち込んでください、とのことでした。
本人確認の書類提示が必要
申込書には氏名住所等を記入する必要がありますし、顔写真付きの本人確認書類(免許証等)でウラをとられます。盗品などが持ち込まれないよう、チェックが必要でしょうからね。
また、申込者の年齢は18歳以上でなければなりません。それ以下の方は保護者の来店が必要とのことです。
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PCデポでのパソコン処分のメリット・デメリット
PCデポでのパソコン処分にはメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。気が付いたものをいくつかまとめます。まずはメリットから・・・メリット
思い立ったらいつでも持ち込める
事前予約は不要、ただ店舗に持ち込むだけです。もちろん、梱包なんか必要ありません。お店が開いている時間であれば、夜や週末でも処分できます。
自治体に処分してもらう場合、普通、平日の日中しか受け付けてくれないので不便なんですが、お店だったら、時間的な制約が少ないので便利です。
対面でのやりとり
宅配で送るサービスなんかですと、自分で持ち込む手間は省けますけど、送れるものに制約があったりルールがいろいろ面倒だったりします。違反していると送り返されたりして(もちろん着払いで)、トラブルになることもあるようです。
その点、一緒に処分できるもの/できないもの、ハードディスクのデータ処理など、店員さんと直接相談することができるのはメリットだと思います。
費用がかからない
というか、逆にお金がもらえます(データ消去をお願いする場合は別途費用は必要ですが)。どんなに古くても壊れてても、100円で引き取ってもらえます。新しいPCだと、査定によっては、もっと高い金額で引き取ってもらえる場合もあります。
続きまして、デメリットです。
デメリット
PCデポは店頭引き取りのみ
出張サービスや、送付のみでの引き取りは行っていないそうです。対面受付け、というのはメリットでもあるんですが、それしかないのはデメリットでもあります。
それにクルマが無いと、近くにお店があっても、大きなデスクトップを持ち込むのは難しいですよね。そこでお店に確認してみたところ、宅配で送ることは可能だけれども、手続きとして最終的には店頭に行く必要があるとのことでした。
やはり、近くにお店が無いと利用しずらいのは否めません。
以下のページでPCデポの店舗検索ができます。
なんとなれば、PCデポがある地域にクルマで旅行に行く機会があれば、ついでにパソコンを持ち込む、なんてこともアリですね。
データ消去サービスが高い
PCデポではデータ消去サービスが6000円(税別)と、比較的高額です。データがどうなっても気にならないのであれば、消去を依頼しなくても引き取りは可能です。でも万が一、中古で販売されるかもなんて考えると、気持ち悪いですよね。
私は、あらかじめ自分で物理的に破壊して処理しておきました。
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その他のPC処分方法
ちなみに、パソコン処分の法的根拠は、消費者に義務を課す、家電リサイクル法とは違います。パソコンメーカーに対しては、資源有効利用促進法に基づき、自主回収およびリサイクルの義務があるものの、消費者に対しては義務型の法律で処分方法が規定されているわけでははありません。
消費者にとっては、処分方法の選択肢が多いとも言えますが、それがためになんとなく複雑で分かりにくい状況にあります。
現状、パソコン処分には次のような選択肢があります。
- 自治体に引き取ってもらう
- メーカーに引き取ってもらう
- PC引き取り業者に引き取ってもらう
- 家電量販店で下取り/引き取ってもらう
- 中古品としてオークションで販売
- 分解して部品をゴミとして捨てる
自治体に引き取ってもらう
平成15年施行の「資源有効利用促進法」という法律により、パソコンは資源として有効利用することが義務付けられています。このため、自治体ではパソコンを不燃物や粗大ごみとして回収することは認められていません。
自治体では、小型家電リサイクル法に則ったリサイクルを行うため、「回収BOX」を設置して、小型家電を収集しています。
とはいえ、パソコンは回収してない自治体も少なくありません。一応、パソコンも小型家電リサイクル法の対象品目とされているのですが、自治体により、回収品目や回収方法の設定は任意となっているからです。
パソコンを回収するとなっていても、対象はノートPCだけだったりして、デスクトップはダメということもあります。
また、回収受付はほぼ間違いなく平日の昼間だったりするのも利用しづらいところです。
詳細は各自治体のHPなどで確認してみましょう。ちなみに、管理人が住んでいる市原市では、自治体としてはパソコン回収は行っていません。その代わりに、メーカーまたは外部団体(パソコン3R推進協会)で処理するよう情報提供しています。
メーカーに引き取ってもらう
資源有効利用促進法に基づき、パソコンメーカーに対しては、自主回収およびリサイクルの義務が課せられています。PCリサイクルマークのあるものは、販売時に回収費用も支払っている形なので、基本的に処分費用は無料です。
PCリサイクルマークが無いものは、有料となります。一例ですが、デスクトップPC本体で3,000円(税別)程度のようです。
いずれにしても、パソコンを梱包して送付する必要があります。
また、当然ながら、各メーカーが対象とするのは自社で製造したパソコンのみです。
自作パソコンや、メーカーが倒産してしまった場合には一般社団法人のパソコン3R推進協会が受け皿となります。
PC引き取り業者に引き取ってもらう
1箱目だけ無料、などのキャンペーンを実施しているところもありますが、基本的には有料です。持ち込みができれば良いですが、そうそう近くに店舗はないですから、通常は梱包して送る必要があります。対象外のものが同梱されてたなど、ルールに反したら着払いで送り返される可能性があったりします。
個人的には、いろいろ制約があって面倒そうだなーという印象があって利用しませんでしたが、やってみれば実際はそうでもないのかもしれません。
家電量販店で下取り/引き取ってもらう
今回利用した、PCデポでの引き取りはこの範疇に入りますね。他にも、
- ケーズデンキ
- エディオン
- ヤマダ電機
- ビッグカメラ
- ヨドバシカメラ
などでも引き取りを行っているようです。
新しいものを買った場合のみ引き取ってくれるところや、どんなPCでも引き取ってくれるところもあります。
処分費用も有料だったり、無料だったり、PCデポのように逆に有料で引き取ってくれる(僅かながらお金がもらえる)ところもあります。
サービス内容の詳細は各店舗ごとに異なるので、店頭やホームページなどで確認してみてください。
中古品としてリサイクルショップやオークションで販売
正常動作することはもちろん、比較的新しいパソコンであれば、相応の値段で買い取ってもらえる可能性があります。まちがいなくリユースされるので、データ消去は必須ですね。物理的に壊してしまうと商品価値が下がってしまうので、ソフトによるデータ消去となるでしょう。
無料でデータ消去してくれるリサイクルショップなどもあるようです(無料と言われると却って不安になるのは私だけでしょうか・・・)。
分解して部品をゴミとして捨てる
分解して「部品」レベルにしてしまえば、資源有効利用促進法 の対象外となるので、不燃ゴミとして捨てられます。デスクトップケースなど、サイズによっては粗大ごみとして回収してもらう必要があるかもしれません。
ですが、あくまでもゴミとして処理されてしまうので、限られた資源のリサイクルという面からはあんまりおすすめはできない 方法だと思います。やむを得ない場合の最終手段ですね。
まとめ
今回、PCデポに持ち込むことで、長年場所ふさぎだったデスクトップパソコンを簡単に処分することができました。しかも、無料どころか、ちょっぴりお小遣いまでゲット。
使わないパソコンの廃棄処分にお金を使いたくないって方には、おすすめの方法です!
今回は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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