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レトルトパウチ
レトルトパウチ食品って、保存がきいて災害時の強い味方ですし、安くて美味しいものもあるので、日常的に利用されている方も多いと思います。

わたしもその一人。レトルトのカレーが大好きで、特に在宅勤務が増えた関係で食す頻度が高まっている今日この頃です

でも、レトルトパウチの袋を開封するのって、何気にストレスになりませんか?


切り口(ノッチと言います)から普通にピーって切ろうとすると、反対側で首の皮一枚つながったままの状態になったりして、中身を出すときに結構ジャマ。それを無理に引っ張ると中身が飛び出て悲惨なことにもなりかねません。

だったらハサミを使え。

そう言われればそれまでなんですが、たいがいハサミに中身が付いてしまうし、カレーなど油が含まれたものは水で流すだけではダメですから、いわゆる「洗い物」になってしまいます。

文具用のハサミを使うなら、使う前にも洗わないと衛生上よろしくないし。

まじめな話、災害時のことを考えたら道具が使えない状況もあり得るわけだし。

それに、食品メーカーもせっかくノッチを付けてくれてて、それって「ハサミがなくても開けられますよ」 と言われているような。

ですから、
ハサミを使うのって、なんとなく
負け を認めてしまう気がする。


というわけで(単に面倒くさいだけなんですが)、手で開ける方法にこだわって、いろいろ検討してみました。

その結果、自分なりのベストな方法にたどり着くことができました。

動画も使って、わかりやすくご紹介したいと思います!

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決定版!レトルトパウチ袋をきれいに開ける方法

簡単です。

切るところに折り目をつけておく

ということ。

レトルトパウチに折り目を付ける
できるだけしっかりと折り目を付けるのがポイントです。

湯煎した後で折り目を付けても良いですが、熱くてヤケドしちゃいますので、前もって折り目正しくしておく方がおすすめです。


レトルトの袋は非常に丈夫ですから、ちょっとやそっとでは穴が開いたりしません。だから攻めぎみに折り目をつけても大丈夫。台の上でスプーンでこすったり、爪を使ったりしてしっかりと折り目をつけます。

この折り目に沿って切ることで、レトルトパウチの袋をきれいに開けることができるようになります。

念を入れるなら、反対方向にも折り目をつけると良いです(山折りと谷折りということ)。この時、折り目を一致させる必要はありません。複数の折り目があった方が、たとえ軌道がズレても別の折り目で救われるので、成功の確率がさらに上がります。


また、カレーのお供の福神漬けきゅうりのキューちゃんでよく使われれてるビニールパックの漬物袋でも、同様なストレスを感じることがあると思いますが、同じ方法で解決できますよ。


動画をご覧いただければ一目瞭然かと。(1分51秒)



ネットで紹介されてたその他の裏技

やはり同じお悩みをお持ちの方は多数いらっしゃるようで、ネット上で色々な解決策が紹介されていました。

今回の方法にたどり着くまでにいろいろ試してみましたよ。

  • 半分まで切ったところで反対側のノッチから開けなおす
  • 指で挟んで固定するところを移動させながら細かく切り進める
  • 縦に半分に折り、両側のノッチを重ねて一緒に切り始める
  • 切っていく方向(手前か奥か)を切り替えながら進める
  • 割りばし(割ってないやつ)で挟んで切る

半分まで切ったところで反対側のノッチから開けなおす

これはおすすめしないですねー。真ん中で首の皮がつながることが多々あります。しかもダブルで首の皮がつながっちゃうとかなり悲惨。

指で挟んで固定するところを移動させながら細かく切り進める

袋の前後が合わさった状態で切る、を細かく繰り返えしながら進めていくので、ずれません。何と言いますか、缶詰を缶切りで開けていくイメージですね。

これであればかなりの確率でうまく切り離すことができます!

ただし、切り口に追随して切り口に近いところを指で押さえ続ける必要があるため、中身が指についちゃう可能性があるのでご注意を。

縦に半分に折り、両側のノッチを重ねて一緒に切り始める

2レーンを同時に切ることになります(切り口は4本になる)ので、その分抵抗があって、指先に力が必要になります。また、切り口に力が集中しづらいせいか、うまく剪断できずビニールが伸びて切れにくくなっちゃうこともあります(袋の材質にもよりますが)。

とはいえ、確かにこの方法でも成功する(首の皮が残らず切り離せる)確率が上がります。ひとつ前の、「缶切り法」も併用すれば成功確率は上がりますよ。

切っていく方向(手前か奥か)を切り替えながら進める

切っていく方向を切り替えることで、手前と奥の二本の切り口がずれていくのを防ごうとするものです。ズレが大きくなる前にこまめに切り替えるのがコツです。ズレが大きくなってしまうとちょっと苦しい。

ズレが生じるのを補正しながら進めるので、切り口がガタガタになる傾向があります。

割りばし(割ってないやつ)で挟んで切る

割っていない割り箸を、左右のノッチの所に合わせて挟み込み、割り箸が開かないように押さえながら割りばしに沿って切っていきます。

これ、NHKの朝イチでやってたそうなんですが、確かにうまくいきますね!割りばしが定規のように働いて、そこに沿ってきれいに切ることができます。

さらに、袋を縦に半分に折ってから割りばしで挟んでしごくことで、中身をきれいに出せるという一石二鳥。さすが朝イチ、なかなかGood!

でもねぇ・・・道具を使わず手だけで開けたい!という今回の趣旨からするとちょっと対象外かな。だったらハサミ使えばいいじゃんって思ったりする。。。

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まとめ

いろいろ試した末、自分としてはベストな方法にたどり着きました。

切るところに折り目をつけておく

折り目1本だけだと、折り方が甘かったり、丁寧に開けないとたま~に失敗しますが、「缶切り法」や「縦半分折り法」なども併用すれば、ほぼ失敗無し!です。


この方法のメリットは:

  • 手だけで切れる(ハサミ、割りばしは不要)
  • 切り離しが成功する確率が高い
  • 1レーンだけ → 剪断しやすく抵抗が少ない
  • 切り口がきれいに真っ直ぐ → 中身を出しやすい
  • 指などが汚れにくい
  • スパっと切れるので、何より気持ちイイ!

ネット上には他にも色々な裏技がありますので、ご自分でやりやすい方法を選んだり、組み合わせたりして、楽しいレトルトライフを楽しみましょう!


今回は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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