フローリングの上でキャスター付きのデスクチェアを使っています。
合板フローリングではなく比較的柔らかい無垢材(カラマツ)が使われているので、椅子をガラガラ動かすと床が傷んでしまうことが気になっていました。
そこで、チェアマットを購入することにしました。安物を買って後悔はしたくないなと、少々値が張るものを・・長く使うつもりで。
以来、もう1年以上使っていますが、大変満足しています。
今回の記事では、チェアマットの利点、選ぶ際に考慮すべきポイントなどについて取り上げ、実際に私が購入した製品についてのレビューもご紹介します。チェアマットの購入をご検討中の方々の参考になればと思います!
ちなみに、チェエアマット導入の他にも、テレワーク環境をちょこちょこ改善しています。
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チェアマットの利点
チェアマットの利点としては、大きく次の3点があろうかと思います。- 床の保護
- 椅子の動きをスムーズにする
- ノイズや振動の低減
床の保護
言うまでもなく、チェアマットがあれば椅子のキャスターが床を傷つけるのを防いでくれます。また、重量物の跡つき防止にもなります。例えばマッサージチェアを置く場所に敷いておくとか。
傷や跡防止の他にも、汚れ対策にもなります。デスクで食べ物や飲み物を取る場合にこぼれても、さっとふき取ることができます(マットの素材にもよりますが)。
椅子の動きをスムーズにする
特に床が畳やカーペットですと、キャスターがめり込んだり、毛を巻き込んだりして動かしづらいですが、チェアマットを敷くことで、デスクチェアの動きがスムーズになります。机が横に長かったり、L字のレイアウトになってて、ちょこちょこ行き来するような場合、椅子がスムーズに動けるととっても快適!作業効率がアップしますよ。
ノイズや振動の低減
特に階下に対するキャスターの音は意外に響いたりすることがありますので、集合住宅などお住いの環境によっては問題になるかもしれません。動きがスムーズになることで、こうしたノイズや振動を低減する効果が期待できます。
私が購入したポリカーボネート製チェアマットの使用レビュー
今回、Amazonでデンマーク イメクスポ社製のポリカーボネート製チェアマットを購入しました。その実使用レビューをお届けします。主なスペック
主なスペックは以下の通りです。メーカー | デンマーク イメクスポ社製 |
材質 | ポリカーボネート |
サイズ | Lサイズ(120cm×150cm) |
厚み | 1.5mm |
耐熱温度 | 130度 |
Amazonでも楽天でも取り扱いがありましたが、当時Amazonの方で「訳あり品」として比較的割安な価格で販売されていたので、Amazonから購入しました。
納品時の荷姿は筒状でしたが、巻き癖も特になく、床に置いたらすぐにまっ平になりました。
「訳あり」とは、多少キズがあるとのことでしたが、特に気になるようなものは見当たりませんでした。まあ、当りハズレはあるかもですが。
チェアマットを選ぶ際に考慮すべきポイントとして、以下の項目についてレビューしますね。
- サイズ
- 耐久性
- ソフトタイプかハードタイプか
- 足ざわりはどうか
- 滑り止め
- 予算
サイズについて
Lサイズ(150cm×120cm)を購入して使っていますが、同製品には少し小さいMサイズ(120cm×100cm)もあります。横方向については、左右はあまり動くことがなければ、120cmあれば十分かと思います。Mサイズの100cmでも問題ないと思います。
前後方向については、奥行きが約60cmある机の下に、奥までマットを敷いた状態で使ってますが、150cmあってよかったです。
立ち上がるために椅子を引いても、マットから椅子のキャスターがはみ出ることはありません。
立ち上がるたびにキャスターがはみ出てガタガタいうのはマットを買う意味が半減するし、足元にマットの切れ目があるのもうっとうしいですから、やはり前後方向は150cm以上をお勧めします。
私的には、Mサイズの120cmだったら絶対に後悔してたと思います。
ちなみに、身長175cmの私が椅子を後ろに引いて、踵を机の手前側に乗せるリラックスポーズ(少々お行儀が悪いですが)をとると、前後方向で150cmですと、キャスターが30cmほどはみ出てしまう感じです。
耐久性について
通常手に入るチェアマットの中で、耐久性に関して言えば、ベストな素材はやはりポリカーボネートでしょう。適度な硬さがある一方で、柔軟性もあり、通常使いではまず割れることもありません。もともと表面が少しザラついた風合いなので、傷が目立たないということもありますが、1年以上、頻繁にガラガラ動かしても、ほどんど傷らしい傷はありません。
耐熱性や難燃性にも優れています。耐熱温度は130度で、床暖房でも使用可能です。一般的なPVC(ポリ塩化ビニル)の場合は60度~80度と低めなので、床暖房には適しません。
ソフトタイプかハードタイプか
この製品はハードタイプですので、カーペットや畳の上でも使用可能です。ハードとは言え、厚みは1.5mmと薄くて、キャスターが乗り越えてもあまり気ならない程度。絶妙な厚みです。そこそこの強度もあり、丈夫です。しわが寄ったり波打ったりすることはないです。
一方で、ソフトタイプのチェアマットは、比較的安価なものが多いです。また、柔らかさ故にノイズや振動の軽減性がハードタイプより有利な面もあります。デザインやカラーオプションがいろいろ選べたりもしますね。ただ、床材を選ぶ(カーペットや畳には向かない)し、耐久性はどうしても劣ります。
足ざわり
普段、室内ではスリッパを履いていますが、椅子に座って作業する時は、座面で足を組んだりもするので、基本的にははだしになっていることが殆どです。ですので、私にとって チェアマットの足ざわりは大変重要な要素です。
このチェアマットは、上側にする面は少しざらざらしています。安っぽい素材とは異なり、夏でもべたつかず、さらっとした感触です。はだしで使っていても快適です。
滑り止め
マットの下面はツルツルしていますが、ズレ防止加工がされているようです。フローリングの上で使っていますが、ほとんどズレないです。とはいえ、数か月もたつと多少はズレてきます。一時期、養生テープを貼ったりしてました。さすがに全くズレなくなりますが、長期間テープを貼ってると床材を傷めてしまうので、やめました。
その他
- 自在にカットできる?:丈夫なはさみやカッターで切ることができます。
- 隅の形状は?:角が尖がっていたりすると危ないですが、丸くなっています。その点は子供部屋で使っても安心でしょう。
- カット断面は?:切ったままのようでもあるし、わずかに角が落とされているような気もします。微妙なところ。気になるようであればサンドペーパーをかければ良いと思います。
- 静電気は大丈夫?:冬場でも特に気にならないです。特にほこりを引き寄せることもないですし、バチっと静電気が起きることもないですね。
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まとめ
このポリカーボネート製チェアマットを購入して良かったです。最後にもう一度チェアマットのメリットについてまとめますね。
床を保護する
椅子の動きをスムーズにする
音や振動を低減する
- 椅子のキャスターの動きから床を保護して傷つかないようにする
- 床が汚れないようにする。飲み物などをこぼしてもさっとふき取れる
椅子の動きをスムーズにする
- 特に畳やカーペットの上だと効果大
- 机がL字型等だったりすると移動が効率的になる
音や振動を低減する
- 動きがスムーズになることで、音や振動が抑えられる
一生モノのつもりで、余裕あるサイズで、なるべくしっかりしたものを選ばれることをお勧めします。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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